SOLストラテジーとDigitalXは12日、BitGoのカストディサービスを活用した機関投資家向けソラナ(SOL)ステーキングサービスの開始を発表した。
両社は、セキュリティと透明性を重視した新たなステーキング手法を提供し、ソラナエコシステムの発展を後押しするとしている。
Exciting news! @DigitalXLtd (ASX: DCC), an Australian-listed blockchain technology company and digital asset fund manager, has selected SOL Strategies as its Solana validator partner!
This partnership brings together two public companies committed to building… pic.twitter.com/X3Opokn6xC
— SOL Strategies (CSE: HODL | OTCQB: CYFRF) (@solstrategies_) May 12, 2025
機関投資家向けステーキングサービスの特徴
今回のサービスは、仮想通貨の中でも注目度が高いソラナを対象に、機関投資家が安心してステーキングできる環境を整備した点が特徴だ。
BitGoのカストディ(資産管理)技術を用いることで、資産の安全性が確保される。これにより、従来リスクが指摘されてきた仮想通貨の管理面での不安を払拭し、より多くの機関投資家がソラナのステーキングに参入しやすくなった。
DigitalXの担当者は「機関投資家が求める厳格な基準を満たし、透明性の高いステーキングサービスを実現した」と述べている。SOLストラテジーも同様に、今後の仮想通貨市場の成長には機関投資家の参入が不可欠だと強調している。
ソラナエコシステム拡大への寄与
ソラナは、高速な取引処理能力と低コストを特徴とするブロックチェーンとして知られている。
今回のサービス開始により、ソラナエコシステムへの資金流入が期待されるほか、ネットワークのセキュリティ向上にもつながる。
両社は、今後も他のアルトコインに対応したサービスの拡充を検討している。この動きは、仮想通貨市場全体の成熟化と、より多様な投資家層の参入を後押しするものとみられる。
仮想通貨投資の新たな展開
今回の取り組みは、機関投資家にとって仮想通貨投資の選択肢を広げるものだ。ステーキングサービスの普及は、仮想通貨の資産運用手法を多様化させ、市場の流動性向上にも寄与する。
今後、ソラナをはじめとする主要な仮想通貨を活用したサービスが増えることで、投資家の関心がさらに高まると予想される。