新たなICO 仮想通貨、AIミームコインが700万ドル突破

Mind of Pepe（MIND）はこのほど、人工知能（AI）に焦点を当てた暗号資産（仮想通貨）として、ICOで700万ドル（約10億円）以上を集めている。

MIND of PepeのICOが好調、専門家が将来性を高く評価

Mind of PepeのICOの進捗は、2025年初頭におけるこのプロジェクトへの関心の高さを示している。特にTwitterやTelegramなどのソーシャルメディアでは、MINDトークンが上場後にどこまで上昇するかについての憶測が飛び交っている。

これは単なる噂ではなく、ミームコインとAIの組み合わせという仮想通貨業界のホットなトレンドをうまく取り入れている点が評価されている。

さらに、Mind of Pepeのアプローチは人気YouTuberからも高く評価されている。

Borch Cryptoは最近の動画でMind of Pepeを「注目すべき最良のICOプレセール」の一つとして紹介。同氏は、MINDトークンの低価格（現在0.0034402ドル）を早期投資の好機と評価している。

また、YouTuberのNASS CRYPTOもMind of Pepeの設定を称賛している。NASSによれば、このプロジェクトの最大の魅力の一つは、MIND保持者に対して年率321％の高いステーキング利回りを提供する点であるという。

Mind of Pepeが注目を集める理由は、プロジェクトが巧妙なAIエージェントを搭載している点にある。

このエージェントは、デジタルアシスタントのように仮想通貨市場を常に監視し、センチメントを分析する仕組みを持つ。

たとえば、新たなカエルをテーマにしたミームコインの話題が急増すると、価格上昇の前触れとしてMINDトークン保持者に通知される。

エージェントは、投資家たちがRWAトークン（Real World Assets：実世界資産をデジタル化したトークン）について議論し始めたことを掴み、コミュニティに情報を共有した。これにより、投資家はポートフォリオの分散に役立てた。

Mind of Pepeのホワイトペーパーによれば、このエージェントは独自のコインを作成する機能も備えている。エージェントのローンチ日はまだ決まっていないが、その能力への期待が高まっており、プロジェクトのICO成功を裏付ける要因となっている。

今週、仮想通貨市場は厳しいスタートを切った。日曜日の急騰のあと、価格は下落し、投資家が利益を確定したとみられる。

ビットコインが84,000ドル（約1,240万円）を下回り、イーサリアムは2,000ドル（約28万円）付近で推移している。ソラナは特に大きな影響を受け、134ドル（約1万9,000円）まで下落した。

ほぼすべての主要なアルトコインは赤字となっている中、Mind of PepeのICO成功が注目を集めている。このプロジェクトは、弱気相場の流れに逆らう動きを見せた。さらに、CoinSniperやICOBenchといったプラットフォームに上場したことで認知度が一層高まった。