イーサリアム(ETH)の価格は18日、3600ドルを突破し2025年1月以来の最高値を記録した。
この上昇は7月だけで45%の急騰に続くもので、機関投資家の強い関心とマクロ経済の楽観的な見方が背景にある。
機関投資家の需要がイーサリアム価格を牽引
ブラックロックのiShares Ethereum Trustには1億7100万ドルの資金が流入した。
さらに、ナスダックが同社のイーサリアムETFでのステーキングを可能にする申請を行ったことも、需要拡大への期待を高めている。
上場企業であるシャープリンクなどが主要なイーサリアム保有者となり、28万ETH以上を蓄積している。
これは、企業の間でイーサリアムへの信頼が高まっていることを示している。
また、著名投資家ピーター・ティール氏のファウンダーズ・ファンドが、ビットコイン採掘とイーサリアムを保有するビットマイン社の株式9.1%を取得した。有力な投資家による支援は、デジタル経済資産としてのイーサリアムの地位を一層強固にするものと見られる。
マクロ経済と市場動向がイーサリアムを後押し
6月の生産者物価指数(PPI)の落ち着きが、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を強めた。これにより、暗号資産(仮想通貨)のようなリスク資産への資金流入が活発化した。
価格が急騰する直前の4時間で、5600万ドル相当のイーサリアムのショートポジションが清算された。あるクジラ(大口保有者)が840万ドルの損失を出す前にポジションを閉じた動きも確認されている。
テクニカル分析では、ETH/BTCペアが重要な抵抗線を突破し、強気のフラグパターンを形成した。また、イーサリアムのアクティブウォレット数は過去最高の1億5200万に達しており、ネットワークの利用拡大と保有者の信頼が続いていることを示している。
イーサリアムの成功は、ブロックチェーン技術が常に進化していることを示している。同様の動きは、暗号資産の元祖であるビットコインのエコシステムでも見られ、その実用性を飛躍的に高める試みが注目されている。
BTCの進化を担う仮想通貨 おすすめ銘柄
その中でも特に期待されているのが、ビットコイン専用のレイヤー2スケーリングソリューションであるBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによると、ビットコインの強固なセキュリティを基盤としながら、ソラナ仮想マシンを活用することで、取引速度の遅さや手数料の高さといったビットコインの持つ長年の課題を解決する。
これにより、ほぼゼロに近い手数料と即時決済が実現され、ビットコイン上でDeFi、NFT、ゲームなどの多様なアプリケーションを展開することが可能になる。
Bitcoin Hyperは、その革新性から大きな支持を集めており、プレセール開始からわずか1ヶ月で300万ドル以上を調達し、仮想通貨おすすめ銘柄として注目を集めている。
現在のトークン価格は0.012275ドルだが、プレセールの段階が進むにつれて価格が上昇する予定だ。
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の価格上昇という追い風を受けながら、そのエコシステムを拡張するBitcoin Hyperの動向は、今後の仮想通貨市場における重要なテーマとなる可能性があり、多くの投資家から熱い視線が注がれている。