暗号資産(仮想通貨)大手ビットコイン(BTC)価格はこのほど、中国製人工知能(AI)がもたらした株式市場の急落が原因で、一時1BTC=98,000ドルまで下落した。一方ソラナ(SOL)やリップル(XRP)は、それぞれ+30%、+40%ほどの上昇を見せた。
また、ビットコインの低調なパフォーマンスは、小口投資家に利益を提供する「WEPE」やソラナのスケーリング問題に取り組む「SOLX」のような小規模プロジェクトの急成長に繋がっている。
Wall Street Pepe(WEPE):ミームコイン市場で大口投資家に挑戦
Wall Street Pepe(WEPE)の仮想通貨ICOは、他のミームコインは売りが強い中、1日あたり100万ドル以上の資金流入および執筆時点までに6100万ドルを調達している。大手YouTuberのNASS CRYPTO氏は先日、同プロジェクトへ強い関心を示していることを明かした。
同プロジェクトは、小口投資家がミームコイン市場で大口投資家に挑戦できる環境の提供を目指す。そのためにWEPE保有者には、市場の洞察や取引ツールが提供される。
ICOは2月16日まで続き、終了まで20日残っている。
Solaxy(SOLX):ソラナのスケーリング問題を解決するレイヤー2
Solaxy(SOLX)はソラナ上で作られた新しいプロジェクトで、初期投資家から1500万ドル以上を集めている。
ソラナは、ネットワーク需要の高まりによるトランザクション数の増加が影響で、ネッタワークへの負荷が強まっている。
そこで同プロジェクトは、オフチェーンでトランザクション計算、オンチェーンでトランザクション保存することで、ネットワークのパフォーマンスを向上させている。
また、SOLXトークンのステーキング機能も提供しており、投資家は年間258%の利回りを得ることが可能だ。執筆時点までに44億以上のSOLXトークンがステーキングされている。
このような特徴から、YouTuberのAustin Hilton氏も技術的に優れた仮想通貨おすすめとしてSolaxyを評価している。