仮想通貨プレセール銘柄のSOLX、ソラナ下落を救う鍵となるか

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仮想通貨 プレセール: ソラナを脅かす150億ドルの損失、新プロジェクトが市場を立て直す

ソラナ(SOL)は2025年開始より急激に下落し、150億ドル(約2兆2500億円)の損失を記録した。主な原因は、大口投資家による市場操作だとみられており、小口投資家は大きな損失を被った。

しかし、ソラナの内部関係者やミームコインローンチプラットフォームであるPump.funはこの状況を利用し利益を上げている。 最近のデータによると、ソラナは過去30日間で1億3800万ドル(約207億円)以上の手数料を生成した。

インサイダーや早期投資家による市場の不安定化

インサイダーや早期投資家は、新しい暗号資産(仮想通貨)を一般投資家が得る前に迅速に購入し、時には大量に売却することで利益を得ている。

最近の出来事では、ソラナの内部関係者や早期トークンアダプターがスナイピング戦術を使い、短期的な利益を得るために、市場のボラティリティを利用した。

こういった手法を用いることで、ある投資家はトランプコインへの投資で5000万ドル(約75億円)以上の利益を得たと報じられている。一方で小口投資家は全体で20億ドル(約3000億円)の損失を被った。

これらの事例は、インサイダーや早期投資家が市場に与える影響を示しており、時には、ソラナのような正当なエコシステムにも影響を及ぼす可能性がある。

システムの脆弱性がもたらすリスク

仮想通貨業界では、2023年のコインベース(米国の仮想通貨取引所)の事例が似ている。ニューヨーク州の金融サービス局が調査した結果、「コンプライアンスプログラムの重大な欠陥」が見つかった。

システムの脆弱(ぜいじゃく)性が問題となり、犯罪行為のリスクが高まったことが分かった。これはニューヨーク州のマネーロンダリング防止法に違反していた。結果として、コインベースは1億ドル(約150億円)の和解金を支払うことになった。

ソラナにとっての意味は?

しかし、コインベースの評判はすぐに回復。株価は33ドル(約4950円)から235ドル(約3万5250円)に急上昇し、612%の増加を記録した。

このようなシステムの脆弱性を解消する手段として、ソラナの新しいレイヤー2ソリューション「Solaxy(SOLX)」に注目が集まりつつある。SOLXが仮想通貨市場全体にどのような影響を与える可能性があるか、探っていこう。

仮想通貨プレセール銘柄Solaxyの提供するレイヤー2技術

Solaxy(SOLX)はソラナの問題を解決し、エコシステムを向上させることを目指して開発された。スケーラビリティと取引速度を向上させる技術を用いて、ネットワークの混雑を解消する。

Solaxy開発者たちは、公式プレセールページで定期的にアップデートを公開。最新のアップデート内容では、Hyperlaneの統合とSovereign SDKの実装が発表された。これにより、Solaxyエコシステム内での資産移転が可能になる。

ソラナの新しいレイヤー2アップグレードがゲームチェンジャー

Solaxyは仮想通貨プレセール市場で注目されており、2300万ドル(約34億5000万円)以上を調達した。トークンの現在価格は0.001646ドル(約0.25円)で、格安で入手が可能だ。投資家には、ステーキングで175%の年率リターン(APY)が提供される。

また、スマートコントラクト監査機関CoinsultはSolaxyの安全性を監査している。透明で公正なトークン配布により、信頼できるプロジェクトと見なされている。

ただし、仮想通貨プレセール参加はリスクが伴うため、投資を行う前に必ず自分自身で調査(DYOR)を行い、失っても問題ない範囲でのみ投資を行う必要がある。

Solaxyにがソラナに強みを持たせる

ソラナは1秒間に最大6万4000件の取引(TPS)を処理可能であり、最も生産的なブロックチェーンだ。Solaxyの実装により、取引効率はさらに高くなる予定だ。

ソラナは低コストでグローバル取引を実現する。Magic EdenのようなNFTマーケットプレイスをサポートし、DeFi(分散型金融)プラットフォームの基盤としても機能する。

ソラナは仮想通貨市場で重要な役割を果たしている。スピード、手頃な価格、シームレスなトークン取引により、市場全体の回復に重要な役割を果たすと信じられている。

Solaxy公式サイトを見てみる

佐々 道幸

日本版ICOBench編集者。2016年から仮想通貨投資を開始し、NFTへの投資経験も持つ。20年よりライターとしてのキャリアをスタートし、24年08月、日本版ICOBenchに参画。専門分野はクリプト、ブロックチェーン、Web3。