Pump.fun(PUMP)仮想通貨の買い方を分かりやすく解説

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大量のpumpコインのシンボルであるタブレットが並んでいる

Pump.fun(PUMP)仮想通貨の購入に興味があるけれど、具体的な買い方が分からないと悩んでいませんか?

Pump.fun(PUMP) は、Solana ブロックチェーン上で動作するミーム通貨の作成およびローンチができるプラットフォームのこと。

2025年7月12日、PUMPトークン自身の初期コイン提供(ICO)が実施され、1兆総発行枚数のうち12.5%(1250億枚)が販売され、わずか12分で完売、約5億ドルを調達しました。

しかしそんな人気の裏には、訴訟リスクなどの注意点も存在します。

本記事では、Pump.fun(PUMP)仮想通貨の買い方・購入方法を4ステップで解説。より購入におすすめの仮想通貨も合わせて紹介していきます。

Pump.fun(PUMP)仮想通貨の買い方 | 4ステップ

Pump.fun(PUMP)は話題性の高いミームコインであり、日本から購入するには少し手順が必要です。以下の4ステップを順に進めることで、初心者でも安全に購入可能です。

Pump.fun(PUMP)仮想通貨の買い方は以下の通り。

  1. Best WalletでUSDT(テザー)を用意する
  2. 海外取引所(MEXCなど)に登録する
  3. PUMP/USDTの取引ペアを探し購入する
  4. PUMPを自分のウォレットに移動する

①:Best WalletでUSDT(テザー)を用意する

まずは仮想通貨の購入資金として、USDT(テザー)を用意しましょう。日本円での仮想通貨直接購入が難しい現在、日本居住者には評判の良いBest Walletなどの非中央集権型ウォレットがおすすめです。

  1. Best Walletアプリをダウンロードし、ウォレットを作成
  2. Best Wallet内で直接USDTを購入する

best wallet usdtの購入方法

既にほかの取引所やおすすめ仮想通貨ウォレットで仮想通貨を保有している場合、Best Walletに仮想通貨を送金し、アプリ内でUSDTにスワップすることも可能です。

USDTは多くの海外取引所でミームコイン購入通貨として利用できるため、事前に準備しておくとスムーズです。

②:海外取引所(MEXCなど)に登録する

PUMPは国内取引所では取り扱いがないため、MEXCやBitgetなどの海外仮想通貨取引所を利用する必要があります。

これらの取引所は日本語対応しており、日本からでも簡単に登録できます。

  1. 登録時にはメールアドレスと本人確認書類が必要
  2. 取引所のセキュリティ設定(2段階認証など)も忘れずに行う
  3. Best Walletから取引所へUSDTを送金

入金アドレスを間違えないよう、ネットワーク(例:ERC20やBEP20)も必ず確認しましょう。

③:PUMP/USDTの取引ペアを探し購入する

取引所にUSDTが着金したら、いよいよPUMPを購入します。

  1. MEXCなどの取引画面で「PUMP/USDT」を検索
  2. 購入したい数量を指定して成行注文または指値注文を選択
  3. 購入が完了すると、PUMPは取引所内ウォレットに反映

価格の変動が激しい銘柄なので、購入タイミングには注意しましょう。

④:PUMPを自分のウォレットに移動する

取引所に保管したままだと、ハッキングなどのリスクがあります。購入後はBest Walletなどの自己管理ウォレットにPUMPを送金するのが安心です。

  1. まずBest WalletでPUMPのトークンアドレスを追加
  2. 取引所の出金ページで送金先アドレスを入力
  3. 少額でテスト送金後、本送金を実行

このように自分で資産を管理することで、リスクを最小限に抑えられます。

Pump.fun(PUMP)仮想通貨とは?

pumpコインの公式ロゴ

Pump.funは、誰でも簡単に仮想通貨を発行できるソラナ基盤のプラットフォームで、特にソラナミームコインの作成を目的としたユニークな仕組みが注目されています。

ユーザーは画像と名前、数十円分のSOLを用意するだけで、自動的に草コインを生成し、条件を満たせばDEXに上場されます。2024年のローンチ以降、数百万以上のアルトコインが誕生し、Pump.funは“誰でもコインを作れる遊び場”として急成長を遂げました。

このPump.funが発行した公式トークンが「PUMP」です。PUMPトークンは2025年7月に仮想通貨のICOを実施し、1兆枚のうち15%にあたる1500億枚が12分で完売。約5億ドルの資金を集め、話題となりました。

PUMPトークンの特徴は以下の通りです。

  • フェアローンチ方式で、事前配布やベスティングなしの公正なスタート
  • 72時間の転送制限により、急激な売却を防ぎながら初期流動性を高める仕組み
  • 取引高に応じた報酬制度など新たなインセンティブ設計を検討中

その後、PUMPはBybitやKuCoinなど大手取引所に上場し、一時は時価総額10億ドルを超える人気トークンに成長しました。

一方で、Pump.fun全体の投機性が強く、詐欺的なトークンの乱立や訴訟リスクも抱えており、慎重な見極めが求められます。PUMPはPump.funの象徴的トークンですが、投資対象としてはFartcoinの購入のように、ハイリスク・ハイリターンな性格を持ちます。

Pump.fun(PUMP)仮想通貨を購入するリスク

pumpコインのシンボルであるタブレットが基盤の上で光っている

ここではPump.fun(PUMP)仮想通貨の購入にあたって、認識しておきたいリスクや注意点を解説します。

  • 運営体制に対する不透明さと詐欺・訴訟リスク
  • トークンの過剰供給と価値の希薄化
  • 利用目的と実需の乏しさ

運営体制に対する不透明さと詐欺・訴訟リスク

Pump.fun(PUMP)は、運営元の情報が十分に公開されておらず、誰が責任を持っているのかが分かりにくい点が大きなリスクです。

現在、米国ニューヨーク南部地区の連邦裁判所では、Pump.funやSolana Labs、Jito Labsなどが、詐欺行為やRICO法(組織犯罪対策法)違反の疑いでクラスアクション訴訟を起こされています。

訴訟内容では、Pump.funの仕組みが「スロットマシンのような設計」で、ボットやボンディングカーブを使い投資家から不当に利益を得ていたと指摘されています。

さらに、トークンの98%以上が24時間以内に失敗に終わったとされており、投資家を意図的に損失へ誘導する仕組みだった可能性が問題視されています。

また、初期投資家が約1.6億ドル分のトークンを大量売却し、価格が急落した事例も報告されており、内部者取引や価格操作への懸念も強まっています。

こうした訴訟や仕組み上の問題から、Pump.fun仮想通貨へは法的リスクや詐欺の可能性を十分に考慮したうえで、慎重に投資判断を行う必要があります。

トークンの過剰供給と価値の希薄化

Pump.funのPUMPトークンは、最大で1兆枚も発行される設計になっており、そのうち約12.5%(1250億枚)が最初に販売されました。その後も多くのトークンが市場に出回っており、開発チームや運営側が保有する分も85%と非常に多いです。

これらのトークンが将来市場に出ると、価格が下がりやすくなります。

一部では、価格下落を防ぐためにPUMPトークンの買い戻しも行われており、ある時には1800万ドル分(約3.04億枚)を買い取って、価格が24時間で20%上昇したこともあります。

しかし、全体の供給量があまりに多いため、こうした対策だけでは不十分です。

また、Pump.funは将来性が期待されているBONK仮想通貨が持つ似たようなプロジェクト、「Let’s BONK」と競争しており、新たなユーザー向けの報酬として、1日10億枚ものPUMPを配る案も出ています。これが実現すれば、さらに供給が増えて価格が下がるリスクがあります。

こうした状況から、PUMPは供給量が多すぎて価値が下がりやすく、投資するには「どこで買ってどこで売るか」をよく考える必要があります。

利用目的と実需の乏しさ

Pump.funのPUMPトークンには、将来性の高いソラナチェーン上のトークンですが、明確な使い道や実需はほとんどありません。

もともとこのトークンは、Pump.funというミーム通貨ローンチパッド内で使われる報酬として作られましたが、現時点では日常生活やサービスで使える場面はなく、価値の裏付けが弱いのが現状です。

PUMPの価格は実際の需要ではなく、「盛り上がり」や「FOMO(乗り遅れたくない心理)」によって上下しやすい特徴があります。実際、Pump.funで作られた700万以上のコインのうち、98%以上が詐欺的プロジェクトや価値の暴落を経験しており、短期間で無価値になる例が多く見られます。

こうした背景から、PUMPの価値も非常に不安定で、価格が投機的に変動しやすい状態にあります。

また、今後の開発計画や活用の方向性も明確に示されておらず、競合サービスの登場によって注目が分散するリスクもあります。

そのため、PUMPを購入する場合は「このトークンに将来性のある使い道があるのか」をよく考えることが重要です。ただ流行に乗るだけの投資では、実需のなさが大きなリスクとなる可能性があります。

Pump.fun(PUMP)よりも期待できる銘柄

Pump.fun(PUMP)は話題性のあるミーム通貨として注目を集めていますが、投資対象として見たときに、より将来性が高く、実需やプロジェクトの基盤がしっかりしているおすすめ仮想通貨を選ぶことが重要です。

PUMPはエンタメ要素が強く、短期的なボラティリティを狙うには適していますが、既に上場済み。中長期で安定的な成長やユースケースの広がりを期待するのであれば、他の新興銘柄に目を向ける必要があります。

特に注目すべきは、AIやDeFi、ビットコインの発展に連動した次世代トークンです。これらの銘柄は単なるミームではなく、技術革新や市場のニーズに応える実用的なプロジェクトとして設計されており、投資家からの関心も高まっています。

ここでは、PUMP以上に注目されている、上場前のプレセール仮想通貨を紹介します。

Bitcoin Hyper(HYPER)

ビットコインハイパーのロゴ

Bitcoin Hyper(HYPER)は、Pump.fun(PUMP)以上に将来性が期待される新興プロジェクトです。その最大の理由は、ビットコインのレイヤー2技術を採用しており、スケーラビリティと低コスト送金の両立を実現している点にあります。

これにより、今後のビットコイン需要拡大とともに成長が加速する可能性があります。

Bitcoin Hyperの購入がおすすめである理由は以下の通り。

  • ビットコインの価格上昇と連動してHYPERの注目度が上がる構造
  • 独自トークンを通じたガバナンスやステーキング機能でユーザーの参加を促進
  • レイヤー2の活用により、手数料が安く高速なトランザクションが可能

これらの要素が揃うことで、投機性に頼らずとも中長期的なプロジェクト価値の向上が期待されます。

単なるミーム通貨ではなく、技術的裏付けがあるのも魅力です。ビットコインが強気相場を迎えるたびに、HYPERのような連動型プロジェクトが注目を集めやすい点も見逃せません。

投資にあたっては、Bitcoin Hyperの価格予想も参考にしてみてください。

Snorter Bot(SNORT)

仮想通貨スノーターのロゴ

Snorter Bot(SNORT)は、Pump.fun(PUMP)と比べてはるかに実用性が高く、将来的な価格上昇も見込まれる注目の銘柄です。

PUMPはミーム性を重視した投機的なトークンであり、実需やユースケースが乏しい点が課題ですが、SNORTは実際に使われるシーンが明確に存在するため、価格上昇のロジックが合理的です。

Snorter Botは、Telegram上で動作する自動トレーディングボットであり、次のような特徴があります。

  • 取引所への自動接続により、トレードのスピードと効率が向上
  • 利用者が多く、取引ごとに手数料としてSNORTトークンが使用される
  • ボット機能の拡張やプレミアム機能の解放にSNORTが必要

このように、SNORTトークンはプラットフォームの実用性に直結しており、継続的な需要が期待できます。

PUMPのように一時的な盛り上がりに依存せず、実際に「使われる」ことで価格が上がる構造は、安定した成長の根拠となるでしょう。したがって、より長期的な視点で見ると、SNORTの将来性はPUMP以上に期待できる有望銘柄と言えます。

Snorter Bot(SNORT)の買い方はこちらの記事を参照してください。

まとめ

本記事ではPump.fun(PUMP)仮想通貨の買い方・購入方法と、よりおすすめの銘柄を紹介してきました。

1000倍上昇する仮想通貨の特徴として、明確なユーティリティーや強固なコミュニティーを持つことが前提となります。Pump.fun(PUMP)仮想通貨の場合、足元のプラットフォームの成長度に依存していますが、トークン自体に特に機能性は無く、とても長期保有向け仮想通貨とは言えないでしょう。

新興の仮想通貨銘柄に投資する場合は、価格が上がる根拠がる銘柄の検討をおすすめします。

Pump.fun(PUMP)の購入に関するよくある質問

Pump.fun(PUMP)とは?

Pump.fun(PUMP)の仮想通貨はエアドロップしている?

参考情報

著者: 福田 凌也

ICOBenchのライター兼編集者として活動中。大手金融機関でアナリストを務めた経験と、計量経済学・統計学の専門知識を背景に、2021年から株式・仮想通貨・プレセール分野の分析を手がける。これまで複数の大手メディアで記事執筆および編集に携わり、金融・クリプト両業界の動向に精通。特に市場分析を通じた価格予測を得意とし、Coinglassでの分析が趣味。