2025年のアルトコインシーズンに向けた2月の注目銘柄4つ

暗号資産（仮想通貨）市場はこのほど、ドナルド・トランプ大統領の再選で規制が緩和されることが期待され、ビットコイン（BTC）に次いで高速で使いやすいアルトコインが注目を集めている。

既に人気のある銘柄も引き続き注目されているが、新しい技術と大胆なビジョンを持つ新たなアルトコインも登場している。

イーサリアム（ETH）/レイヤー2

イーサリアム（ETH）は、ブロックチェーン分野のパイオニアおよび世界最大のアルトコイン。スマートコントラクトの導入で、DAppsの開発を促進している。

価格は一時4,800ドルの最高値を記録。現在は2,800ドルで、時価総額は約3,400億ドルとなっている。

しかしスケーラビリティや高いガス代が課題。その中で、高速かつ低コストな取引環境を提供する「レイヤー2」の登場や継続的なアップグレードで解決を目指している。

イーサリアムの市場全体への影響力を考慮すると、現在の価格は適切なエントリーポイントと見なす投資家も存在する。

ソラナ（SOL）は、プルーフ・オブ・ヒストリー（PoH）とプルーフ・オブ・ステーク（PoS）を組み合わせることで、速いトランザクションと低い手数料が実現している。

ソラナはスケーラビリティと効率性を提供し、分散型金融（DeFi）プラットフォームや非代替性トークン（NFT）マーケットプレイス、ゲームアプリケーションなどに使われている。

ソラクシー（SOLX）は、ソラナネットワークでレイヤー2のスケーリングソリューションを提供。高速でカスタマイズ性の高いトランザクションを実現することを目指している。

ソラナは高い需要で混雑しやすく、手数料や遅延が問題となっている。同プロジェクトは、バッチ処理でこれらの問題を解決し、効率的な取引を実現する。

現在プレセールを実施中で、約1900万ドルを調達。トークン価格は0.0016ドルで、最大343%の年利（APY）を提供する。

Best Wallet Tokenは、ユーティリティに注目が集まっているアルトコイン。ホルダーには、取引手数料の割引や新プロジェクトへの早期アクセスが提供される。さらに、ステーキング報酬も増加する。

専用のステーキングアグリゲーターを通じて、最大187%の年利（APY）を得ることができる。ガバナンス機能により、エコシステムの意思決定に参加可能だ。

同プロジェクトは、仮想通貨愛好家向けの総合プラットフォームを目指している。プレセールで約9百万ドルを調達し、トークン価格は0.023875ドル。ユーティリティ、アクセシビリティ、革新性を融合させた新しいアルトコインだ。