新しい暗号資産(仮想通貨)として脚光を浴びるパイネットワーク(Pi)やファートコイン(FARTCOIN)、AI系銘柄が、2025年5月現在に投資家から高い関心を集めている。
それぞれのトークンは独特の特徴や仕組みがあり、なかには過去最高値の更新の可能性が意識されているものもある。
注目の新しい仮想通貨3選
2025年5月に投資家に注目されている3つの新しい仮想通貨について見ていく。
パイネットワーク(Pi)
パイネットワークは2025年の新しい仮想通貨プロジェクトのなかでも特に話題を呼んだ。
トークン価格は一時最高値を記録したが、調整を経て3月21日から5月11日にかけて1ドル未満(約144円未満)で推移していた。
しかしこの1週間で121%もの急騰を果たし、3月下旬以来久々に1ドル台(約144円台)へ回復した。
急騰の背景には、5月14日に実施されたエコシステムアップデートと、バイナンスでの新規上場の期待がある。
さらに、フィンランドのSNSアプリでもランキング6位と注目度が増している。
今後も上昇トレンドが続けば、1.79ドル(約258円)や2ドル(約288円)への到達も視野に入る。
しかし、2月の最高値から見ればなお127%低い水準にとどまっており、今後の動向に注目が集まる。
ファートコイン(FARTCOIN)
ファートコインは直近2カ月で約600%上昇と他の新しい仮想通貨を圧倒、有名ミームコインを上回る規模へと到達した。
5月第2週には31%の高騰を見せ、現在は1.61ドル(約232円)、1.98ドル(約285円)で重要なレジスタンスラインを試している。
2ドル(約288円)突破となれば大幅な上昇も期待される。
台頭するAI系銘柄:MIND of Pepe(MIND)
仮想通貨市場全体が拡大を続ける中、投機的なミームコインと先端のAI技術を融合した新たなプロジェクトとして、MIND of Pepe(MIND)が台頭している。
MINDはAIを活用することで、単なる話題性だけでなく実用性も追求する新しい仮想通貨である。
現在、MINDはプレセール段階にあり、2025年5月時点の価格は0.0037515ドル(約0.54円)となっている。
プレセール目標1,000万ドル(約14.4億円)に対し、すでに930万ドル(約13.4億円)以上の調達に成功し、残り2週間弱でプレセール終了が見込まれる。
この勢いは、ミームコイン熱に加え、MIND of PepeのAIエージェントによる仮想通貨市場分析機能への期待の高まりに支えられている。
同AIエージェントは、SNSやオンチェーンデータなど複数の情報源を分析し、MIND保有者に仮想通貨の最新の知見や投資シグナルを提供する。
今後、MIND of PepeのAIによる機能性が市場で評価されれば、急速な普及・価値上昇の可能性も見込まれる。
AI仮想通貨への関心が高まる中、実用性と話題性を兼ね備えたMINDは、新しい仮想通貨を探す人々にとって注目銘柄となっている。