AIとミーム銘柄に注目が集まる中、MIND of Pepeは8日、プレセール調達額が約9億円に迫ったと発表した。
AIエージェントとミームコイン、両方の強みで成長
仮想通貨市場では2025年第2四半期に入り、AIエージェント関連トークンとミームコインの双方が高い成長率を示している。
4月にはAIトークンが39.4%上昇し、時価総額の低下から一転して最多の成長率を記録した。
ミームコインも36.9%上昇し、分散型AIトークンは16.3%の伸びを見せた。また、AIエージェント領域の仮想通貨はさらに大幅な上昇が続いている。
代表的なAI関連銘柄であるVirtuals Protocolは165.9%上昇。
Artificial Superintelligence Allianceは49.8%、aixbt by Virtualsは56.3%、AI Rig Complexは109.6%の上昇を記録した。5月に入っても勢いは続き、ミームコインとAIのストーリーが市場を牽引している。
市場回復の背景には、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを見送るなど、経済への先行き懸念が影響を与えている。主要仮想通貨であるビットコインは100,000ドル(約1,450万円)で推移しており、強気相場への転換点を迎えている。
MIND of Pepeとは何か―革新的なAIトレーディングエージェント
MIND of Pepeは、仮想通貨分野向けに設計されたAIトレーディングエージェントだ。
SNSや掲示板といった情報発信源からリアルタイムで市場の雰囲気やトレンドを高精度で検出し、保有者に向けて分かりやすいインサイトを提供する。取得したデータを専用ダッシュボードで可視化し、初心者でも扱いやすい構成を目指している。
特徴はチャット機能だ。利用者はエージェントと直接会話し、投資判断やトレンド情報をやり取りできる。このAIは仮想通貨の独自文化にも精通し、最新の話題や市場変動にも柔軟に対応する。
また、自律的にdAppsやブロックチェーンと連携して新しいトークンの立ち上げも担う。保有者はこうした新規プロジェクトへの優先参加権も得られる仕組みだ。
先行者メリットと肩入れするコミュニティ
MIND of Pepeは5月10日にプロダクトの一般公開を予定しており、トークンの上場前にAIエージェントを実際に体験できる点が大きな強みとされる。プレセール価格は1MINDあたり0.0037515ドル(約0.54円)に固定されており、上場後は価格がより高騰する可能性がある。
バイナンスのチャンポン・ジャオ元CEOは「本当に市場に必要な製品があって初めてトークン発売の意味がある」と強調してきた。
On AI agents, I have an unpopular opinion:
While crypto is the currency for AI, not every agent needs its own token.
Agents can take fees in an existing crypto for providing a service.
Launch a coin only if you have scale. Focus on utility, not tokens.🙏
— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) March 17, 2025
MIND of Pepeはその言葉通り、商品先行でトークン価値を支持する珍しい事例として注目されている。
既に約14億MINDがステーキングされ、年率256%という高い利率も設定されている。公式ウェブサイトや「Best Wallet」アプリを使えば、仮想通貨やクレジットカードを利用して簡単に参加できる点も、初心者に優しいポイントだ。
残り22日間となったプレセールに、今後も注目が集まりそうだ。