ソラナのミームコインが高騰、トランプコインとBONKに注目

ソラナ基盤のミームコイン市場が24日、全体的に上昇し、トランプコイン（TRUMP）とボンク（BONK）がともに24時間で7%以上の値上がりを記録した。一方で一部のトレーダーは、プレセール段階にある新興レイヤー2プロジェクト「Solaxy」に注目している。

ソラナミームコイン市場が活況を呈する背景

ソラナのミームコイン市場では、個人投資家が最近の市場の不確実性を払拭して再び積極的な投資姿勢を見せている。ほぼすべてのソラナ基盤のミームコインが上昇しており、現在は強気相場の様相を呈している。

トランプコインは現在約11.70ドル（約1,755円）で取引されており、時価総額は23億ドル（約3,450億円）を超えている。ソラナ初のミームコインであるBONKは約0.000013ドル（約0.00195円）で、昨日から2億3,000万ドル（約345億円）という巨額の取引量を記録した。

WIFやFARTCOINも好調な上昇を示している中、最も大きく上昇したのはPENGUで、昨日比10%増を記録した。これらの価格上昇により、ソラナミームコインの総時価総額は83億ドル（約1兆2,450億円）に達し、取引量も急速に増加している。

ソラナエコシステムの外でも、ドージコイン（DOGE)やペペ（PEPE）などのミームコインも値上がりしており、個人投資家の市場復帰を裏付けている。

ミームコインの高騰要因はビットコインの回復と市場楽観

ソラナミームコインをはじめとするミームコイン全般が活気を取り戻している主な理由は、より広範な仮想通貨市場の回復にある。ビットコイン（BTC）は一時的な停滞期を経て87,000ドル（約1,305万円）を超える水準まで回復し、これは3月7日以来の高値となる。

イーサリアム（ETH）も2,000ドル（約30万円）を超え、XRPやソラナ（SOL）などの主要アルトコインも堅調な上昇を見せている。市場全体が緑に染まり、仮想通貨恐怖・強欲指数も「恐怖」領域を脱しつつある状態だ。投資家の楽観ムードが戻りつつある。

しかし、ビットコインが第1四半期末に明るい兆しを見せる一方で、慎重な見方を崩さないトレーダーも存在する。今週後半に発表される個人消費支出（PCE）指数は米連邦準備制度理事会（FRB）が重視するインフレ指標であり、4月2日に発動される新たな米国の関税も市場に影響を与える可能性がある。

バイナンス上のステーブルコイン準備金が高水準である一方で、今日の上昇は一時的なものであり、再び下落する可能性もあるという見方もある。

Solaxyのプレセールに2770万ドル以上が集まる

仮想通貨の上昇が継続した場合、次の大型案件はどこに現れるだろうか。プレセールプロジェクトはハイリスク・ハイリターンの投資機会と考えられているが、現在大きな話題を集めているのがSolaxyである。このプロジェクトは標準的なミームコインをはるかに超える可能性を秘めている。

Solaxyはソラナ上に構築される初のレイヤー2ソリューションを目指している。簡単に言えば、ソラナをより高速で低コストにし、ネットワークが混雑することなく大量のトランザクションを処理できるようにする設計だ。

SOLXトークンはこのレイヤー2エコシステムを支え、取引手数料やステーキング、プロジェクトガバナンスにも活用される。執筆時点で、Solaxyのプレセールは2770万ドル（約41億5,500万円）以上を調達しており、この数字は初期投資家がSolaxyのチームとロードマップに対して大きな信頼を寄せていることを示している。

Cilinix Cryptoなどの人気YouTuberもSolaxyを称賛しており、これによりSolaxyはX（旧Twitter）で73,500フォロワー、テレグラムチャンネルでは10,100メンバーを獲得している。

ソラナミームコイン市場が再び活況を呈する中、基盤となるインフラの改善を目指すSolaxyのようなプロジェクトは、その恩恵を受ける絶好の位置にある。Solaxyのチームが約束を実現できれば、SOLXトークンが次にトランプコインやBONKのように急騰する可能性は大いにある。